アカウント
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Solanaにおけるあらゆるデータオブジェクト。ユニークなAddressを持つ。
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例えばWalletはアカウントであるが、Wallet自体が保有するトークンもアカウントを持っている(トークンアカウント)
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アカウントはSolana上に存在するためにrent feeを所有している。ある一定額以上所有するとと永久的に存在できる。
// とあるトークンアカウントの例 $ solana account 7c7jnsMLTQ83vGfqiyYZd5DEdT5px4FB5RXqyyZMQT9H Public Key: 7c7jnsMLTQ83vGfqiyYZd5DEdT5px4FB5RXqyyZMQT9H Balance: 0.00203928 SOL // rent fee Owner: TokenkegQfeZyiNwAJbNbGKPFXCWuBvf9Ss623VQ5DA //所有者 Executable: false //プログラムじゃないよ Rent Epoch: 178 -
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蛇足だが、あらゆるアカウントはプログラムに所有されている
- トークンアカウント ⇒ TokenkegQfeZyiNwAJbNbGKPFXCWuBvf9Ss623VQ5DA というプログラムが所有している
プログラム
- Solanaにおけるスマートコントラクト。プログラム自体もアカウントであり、System Programというプログラムが所有している。System Program自体はNative Loaderというシステムレベルの実行プログラムが所有している
- ステートレス。もし状態(トークンなど)を保存したい場合はアカウントを利用する
- プログラムの実行単位はインストラクションと呼ぶ。
- プログラムはいくつかのインストラクションの集まり
- インストラクションは他のプログラムを利用することが多い
- 例1) トークンを扱うプログラムである Token Program
- 例2) Solanaが開発しているライブラリSPL Token Program
- インストラクションには実行内容、その実行内容に必要なアカウント、署名者が含まれる
// トークンを送付するインストラクション
let transfer_to_initializer_instruction = spl_token::instruction::transfer(
token_program.key, // プログラムアカウント
taker_sending_token_account.key, // 送付するトークンアカウント
initializer_receive_token_account.key, // 受け取るトークンアカウント
taker.key, // 実行権限を持つアカウント
&[&taker.key], // 署名者(このインストラクションでは送付者と同じ)
escrow_info.expected_amount, // 送る量
)?;
// transfer tokens to initializer's receive token account
invoke(
&transfer_to_initializer_instruction,
&[
taker_sending_token_account.clone(),
initializer_receive_token_account.clone(),
taker.clone(),
token_program.clone(),
],
)?;
署名
- インストラクションの実行を認可すること
- 仕組みとしてはSSHと近い。秘密鍵(Private Key)をもつアカウント(Walletなど)で実行を認可する